開催主旨
新型コロナウイルス感染症は、現在、未だ中国を除き世界各国で猛威を振るっている。我が国においては4月以降、国内感染者の増加を受け、「緊急事態宣言」が発令され、一旦沈静化をみせたが、再び感染者が増加するなど、国を挙げての対策が取られている。
このような状況の中、感染症対策として、企業のみならず、行政等においても時差出勤、テレワークを取り入れ、また、個人においても「新しい生活様式」の実践が求められるなど、日本社会のありようが大きく変化することとなった。
我々、健康日本21推進全国連絡協議会は、主に公益的な活動を目的とした民間団体の集合体であるが、各団体における事業活動・組織運営においてもコロナ禍において、抜本的な見直しを迫られている団体も多いと推察される。
健康日本21(第二次)の推進、健康づくりは、個人としての取り組みだけでは遂行することが出来ず、社会全体で進めていくことは言うに及ばないが、さらに今般の新型感染症とともに「ウィズコロナ時代」における健康づくりについて、会員団体のみならず関係者とともに考え、課題を共有し、今後いかに対策を進めていくか等について基調講演や関係団体からの意見発表などにより、今後のコロナ禍における健康づくりについて考えるものである。